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もっと暖気に生きてみませんか?

創造主=理法=宇宙のルール・法則。

2018/06/12
宇宙のルール
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今日は史上初となる朝米(米朝)首脳会談が
午前9時(日本時間同10時)から開催されるようですね。
だからといいましても特に書くことはありませんが
国家権力者の二人がどんな役割を見せてくれるのか?
両国や取り巻きの国々の様々な思惑がある中
さてさて、どんな展開が待っていることやら・・・・ある意味樂しみです。


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「宗教的思想」組織化された「宗教」が支配した時代。

今回もガラッと変わったテーマですが懲りずにお読みください。

理論でいうところの祖の時代、過去2500年間といいますのは
宗教的思想、そして組織化された「宗教」が世界を支配した時代でした。
さらにその思想の根底にあったのが「善悪二元論」であり
これはお分かりの通り「悪を退治することによって、善がより光り輝く。」
という考え方のことですが
実は「宗教」が犯した大きな誤りの一つがこれであり
今もなお全世界に多大なる影響を与えていることは誰の目にも明らかです。

そしてもう一つの決定的な誤りは、「神」を自分の外に置いたことであり
これを自分の似姿に創ってしまったということです。
偶像崇拝という言葉をお聞きになられた方も多いと思いますが
この本当の意味はこのことをいうということを覚えておいてください。
そして、それぞれの宗教に、それぞれの「神」が居るのは、その決定的な証拠であり
このことは大いなる矛盾ですし
あっちにもこっちにもそれぞれの「神」が居たら
「神」同士が一番争いや縄張り争いをしてしまうのは、ある意味当然ではないか?
と思うのですがいかがでしょう?


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わたしがいいたいことは、もうお分かりの方もおられると思いますが
それらは本当の「神」ではないということです。
ですから今回はそこに気づいていただきたいと思います。
そしてそれらはみな、人間が自分に似せて創った偶像の「神」だということです。

さらにこれまでの時代(祖の時代)の人々は
自分の中に巣食う「悪」の部分を仮託して「悪神」まで創り上げました。
そしてそれを、自分以外の者たちに投影し、徹底的にそれを叩くことで
自分を「善」なる者だと主張しようとしたのも事実です。

しかし「神は人間を、ご自分の似姿に創られた。」といいますのは
ある意味では本当で、間違いないと思います。
(何じゃそれ!矛盾してるじゃない!!と思われるでしょうが続けてお読みください。)


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お分かりの通り宇宙は、極大から極小まで、すべてが相似形を為しています。
ですから、人間が「神」の似姿に創られたのは当然過ぎるほど当然なのですが
ここでしっかりとご理解いただきたいことは、以下に書くことです。

まず「宇宙を一体なにものが創ったのか?」ということは
誰もが明確な答えを見いだせていませんし、この先も永遠に不明かも知れませんが
ここに「創造者と創造物(=原因と結果)はつねに一対一で対応する。」
という「因果律」を当てはめてみますと、やはりそこには
「創造主」と呼ばれるなにものかが居られるとしか考えられない。
ということはお分かりいただけると思います。

またこの存在は、時代を超えて通用する普遍的なメッセージを
しばしば送って来ることから「何らかの意識を持っている。」
ということも間違いないようです。

ただし、その存在は、自分自身を「神」といったことや語ったことは一度もなく
「神」と名付けたのはいうまでもありませんが、わたしたち人間たちです。
さらに聞くところによりますと霊界でも、それは、ただ「それ(that)」と呼ばれており
絶対的な存在として敬われてはいるのですが
「それ」が何であるかは、明らかにされたことはないようです。


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「創造主」=「理法=宇宙のルール・法則」

しかし面白いことに
『ヨハネの福音書』のよく知られた次のセンテンスに
「それ」が何であるかの大きなヒントが示されていることにお気づきでしょうか?

それは

「初めに言葉があった。」
「言葉は神と共にあった。」
「言葉は神であった。」
「この言葉は、初めに神と共にあった。」
「万物は言葉によって成った。」
「成ったもので言葉によらずに成ったものはひとつもなかった。」

という記述です。

そして、ここに書かれている「言葉」といいますのは
原書のギリシャ語では「ロゴス(logos)」となっており
これは英語の「logic」の語源です。
ですから、日本語への翻訳によって「言葉」とされてしまったわけですが
本来は「理法」と訳すべきだったのです。
そしてこの「理法」とは「宇宙のルール・法則」と同じですので
訳し直してみますと、上の記述は以下のように書き換えることができます。

それは

初めに「理法=宇宙のルール・法則」があった。
「理法=宇宙のルール・法則」こそが神であった。
万物はこの「理法=宇宙のルール・法則」によって成ったのであり
「理法=宇宙のルール・法則」によらずに成ったものはひとつもなかった。

そしてお分かりの通り、このように書き換えてみますと
「これ以上のシンプルな表現はどこにもない。」
ということがお分かりいただけると思いますが
個人的には、これはまさしく
「シンプルであるがゆえに、あまねく普遍性を持つ。」
という証拠=「真理」だといえるのではないかと思うのですが
皆さんはどのようにお考えになられるでしょうか?


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なぜこのようなことを書くのかといいますと
ここから是非ご理解いただきたいことは
「これまでの時代の問題は、それを人間たちが神と呼んだこと。」
「人格化してしまった。」ということです。

つまり、これまでの時代(祖の時代)においては
そこに「神」という概念を付与することによって、いろんな「神」が誕生してしまった。
ということであり、多くの宗教はそこに、父や母のイメージを仮託し人格神を作り
それを敬うようになって行ったということであり
まさしくこれが「苦」の大元「最大級の依存先である。」ということです。

ですから「創造主(それ)」を「理法=宇宙のルール・法則」と捉えるのか
はたまた「人格神」と捉えるのかによって
「絶対他力」の意味合いは180度違って来てしまう。ということは
お分かりいただけると思います。

そして万一「人格神」と捉えた場合には
間違いなくこれまでの宗教をみればお分かりの通り
そこに父(or 母)を仮託してしまいますので
「どうしても依存ということから抜けられない。」という事はお分かりになると思いますし
「依存」を「信仰心」といって、正当化してしまうということも起きてしまいます。


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ここでよ~くお考えになってみて下さい。
「創造主(それ)」は、自身への「依存」を許すのでしょうか? 
そうですね、許すはずがありません。
なぜなら「創造主(それ)」は、「人格神」ではなく
「理法=宇宙のルール・法則」だからです。
「人格神」といいますのは、人間が勝手に作ったイメージに過ぎません。
つまり先程も書きましたが単なる偶像です。
そして、これを拝むことを偶像崇拝というのです。
ですからこれまでの時代は「砂上の楼閣」に過ぎないものを
みんな一生懸命拝んでいた・今も尚拝んでいるというわけです。

ただ、そうすることによって「苦悩」が晴れるのならまだいいです。
しかし個人的に観察したり今の世の中を見まわしてみますと
ますます「苦悩」を深める人や
「苦悩」に落ちてそこから這い上がる力まで失ってしまう人が多い。
というのは明らかです。そして、そのような方々の共通点は
「創造主(それ)」を「理法=宇宙のルール・法則」とは認めたくない。
ということが挙げられます。
どうしても、人間的な、温かな父(or 母)であって慾しいということです。


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今回の記事は賛否両論あるとは思いますし
「腹が立ってきた!!」「何てことを!!」「神の冒涜だ!!」などなど
色々あるとは思いますが
個人的には「創造主(それ)」の正体が「理法=宇宙のルール・法則」である。
と知ったとき、これまでのすべての謎が解け、パァーっと目の前が開けたことを
今でも鮮明に覚えています。

そして最後になりますが
もう一度以下のことを自然体でお考えになってみて下さい。

もし「それ」が、自身への「依存」を許すのなら
なぜ「それ」は、あなたというものを手許から手放したのでしょう? 
ずっと、自分の家に置いておけばよかったではありませんか? 
手許からあなたを手放し、あなたに自由意志を与えたのは
とりもなおさず「旅に出ろ」ということではないでしょうか? 
わたしたちは「旅」のチャンスを活かすため
「今を生きている。」のではないのでしょうか?

繰り返しますが、今一度お考えになってみて下さい。

それでは今日はこの辺で・・・・・


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さあ、今日も暖気に生きていこう~~~~~

にんげん科学研究会 K.Kosaka
Admin: にんげん科学研究会 K.Kosaka
ようこそ、にんげん科学研究会主宰のK.kosakaです。このブログは「宇宙のルール・法則」を自分流に実践・検証し、学校では教えてくれない大切なことや、皆様に役立つ様々な情報を発信していこうと思いますので、ぜひご覧になられてみてください。
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